皆様、ごきげんようです。エマです。
最近の私は、春の陽気に誘われて制作の合間に「ちょっとだけ……」と目を閉じては、数時間のタイムスリップを繰り返す毎日です。春の眠気、恐るべしです。
窓から漂うお隣さんの柔軟剤の香りにさえ、「春だなあ」なんてほっこり癒やされている平和な日常ですが……そこに突如として現れるのが、美大生にとってのラスボス。提出課題、講評、そして明日に迫った「健康診断」です。
「今日だけは」という、あまりに切実な悪あがき
明日は健康診断。 自分の不摂生が、具体的な数値として白日の下にさらされる「審判の日」です。 さすがの私も、今夜ばかりは「今日だけは、食べるものを意識してみようかな」なんて、切実な決意を胸に秘めています。
「神様、今日一日頑張るから、どうか数値をマイルドにしておくれ……!」
そんな、祈りに近い私なりの最後の抵抗。
デジタルアートなら、失敗した線は「コントロールZ」で一瞬にしてなかったことにできますが、体に蓄積された記憶は、そう簡単に消し去ることはできません。レイヤーを統合した後のように、現実はどっしりと横たわっています。
「こういう時だけ急に気にするの、たぶん毎年同じ。」
そう、分かっているんです。分かっているけれど、悪あがきせずにはいられないのが人間ですよね。
「この色を1%変えれば奇跡が起きる!」なんて、自分でも意味不明なこだわりで何時間も粘るのに。あの謎の情熱を、どうして健康管理に1ミリも回せないんでしょうね。1%の彩度より、1%の糖質カットの方がよほど世界を変えてくれるはずなのに。
結局、最後は「温かい白湯を飲んでいる私は、今最高に徳を積んでいる」と自分を言い聞かせて着地する。そんな不器用な自分も、今はちょっとだけ許してあげたい気分です。
エマの独り言(ぼやき)
昨日、新作の構成を練りながら、ふと「色鮮やかなデトックススムージーを嗜む、凛とした美少女」をイメージしてみたんです。 そしたら、私の深層心理が全力で反抗したのか、脳内キャンバスには山積みのフライドポテトと、肉汁あふれるハンバーグが描かれてしまいました。
私の想像力、完全に「お前、本当はこういうのが食べたいんだろ?」って私を誘惑してくるんです。 自分の脳内に食欲で敗北するの、本当に悔しい……!
結局、我慢できなくてココアを淹れて飲みました。甘さが心に染み渡って、「幸せだから、まあいっか」ってなっちゃいました。明日、体重計の上でだけ重力が半分になればいいのに。……現実は非情ですね。
皆さんも、健康診断の前夜だけは「意識高い系」のフリをして、自分を精一杯可愛がってあげてください。たとえそれが、一夜限りの切ない決意だったとしても。
私はというと、明日の検査さえ終われば、真っ先にコンビニへ走って、揚げたてのホットスナック売り場の前で理性を失う予定です。私の自制心なんて、線香花火より短い命ですから。
それでは、また次回の日記でお会いしましょう。









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